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外壁塗装工事の流れ
外壁塗装工事ってどんなことをするの?
トムハウス事業部ならではの『真心・丁寧・15のステップ』をご紹介いたします!
近隣へのごあいさつを済ませます。
特に初日から足場組立のお知らせや、高圧洗浄などで建物に、勢いよく掛けますから、お洗濯物などに配慮しておく必要がありますので、まずこの準備を怠らず、気を引き締めてスタートします。
少し大きめの建物や工期がかかりそうな物件は、近隣の方にも、現在何をしているのかを明確にすることで、進み具合を確認していただき、ご迷惑をおかけしない配慮をします。
塗装工事には欠かせない足場組立作業があります。
足場の組立時に配慮が必要なことは、建物にぶつけたり、植木を落としたり、折ったりしないよう十分注意しながら行います。
足場組立作業は、塗装工事の作業性を確保するために必要です。
組み方によって、作業効率をスムーズにすることが出来るため、足場組立作業は塗装職人とのコミュニケーションも欠かせない、目に見えないチームプレーです。
【高圧洗浄】
次に、汚れた建物、家を高圧洗浄の水でとことん洗い流します。
ここで汚れを除去しておかなければ、塗装機能に影響するだけに、丁寧に進めて行きます。
【バイオ高圧洗浄】
建物や家の汚れが強固で、藻やカビなどが外壁の塗装塗膜やモルタル内に入り込んでしまったりしている場合には、バイオ除菌を加えます。
人体に影響のない優しい洗浄除菌剤を使用して、高圧で洗い流します。
高圧洗浄で汚れを取り除いた後、乾燥させ、汚れ以外の痛みや傷、塗膜の劣化などに対し、塗装前に仕上がりを綺麗にするための下地調整を行います。
破風板は時にカンナ掛けをすることもあります。
調査段階で分かりにくかった軒天井などは、近くで確認すると意外と腐りかけているボードを発見することがあります。塗装前に張替交換することで、綺麗に仕上がり、今後安心してお住まいいただけます。
サイディングボードや、樋・樋カバーなど樹脂製品はジョイントされている仕様が多いのですが、このジョイント部分が劣化していると、塗装で建物を保護しても、ここから漏水発生の可能性もありますので、慎重に調査して処理します。
外壁がタイル貼りの場合は、目地の劣化、目地こぼれなどを確認して、この機会に専用のステック(打診棒)を使って、タイルの浮きなどを音で調べます。
明らかにタイル下地が悪い場合は、モルタル内に特殊な充填剤(エポキシ樹脂)を強制注入して、裏側の壁面のヒビ割れや、浮きを強制補強します。
地震などで生じた大きなヒビ割れは、あえて補強、補修しやすくするためにUカットして、充填剤をそのカットしてできた大きなヒビ割れている箇所に擦り込むことによって強制補強します。
さぁ、もう少しで塗装工事です。
その前に、塗ってはいけない箇所に養生をしっかりと掛けて、塗装がつかないよう配慮します。
マスキングテープで確実にラインを出して、決めて行きます。
塗装工事中でもお客様が出入りしやすい環境をつくることも、この養生作業では配慮しなければいけません。
雨樋は後半塗ることがありますが、色違いとなるため、先に養生して保護します。
ついでに、樋の押さえ金具の不良を見つけると、すぐに直したくなるんですよ。
忘れてはいけないのが、エアコンの室外機や、プロパンガス、植木など、塗装が大敵な物がたくさんあります。
きめ細やかに養生することが必要なんです。
さぁ、いよいよ塗装工事を開始します。
まずは、最後のトップコートで色がしっかり密着できますように、プライマリー処理です。
第一回目の下塗りはとても重要です。
壁がモルタル、サイディングなど材質によって、下地剤も変わってきます。
下塗りで密着性が決まりますので、特に隅からの剥がれが無いようにするために、しっかりと、そしてきっちりと塗っていきます。
ここで、いよいよトップコートで色を付けていきます。
たっぷり塗料を含ませて、色付けする一回目の工程になります。
お客様と事前にお打ち合わせさせていただいた色になります。
中塗りでの注意点は『丁寧な気持ち』が大切です。
朝礼では、『無理なく、ムラなく、今日も安全に気を付けて、集中しよう!』が合言葉です。
塗装工程の最後になります。
上塗りです。
中塗りでしっかり、たっぷり塗った塗膜に対して、もう一回その上からトップコートをかけます。
最後の仕上げ工程です。
絶対に手を抜いてはいけません。
今までのきっちり工程が、ここでムラや薄くなる事で作品を貧相にできませんから。
全部で三回塗りが全て終わりましたが、最後にもう一度確認します。
塗りムラが無いか?をチェックして、気になるところは再度塗装をします。
仕上げの最後ですので、細かいところも『念には念を』です。
決して面倒くさがらず、もうひと馬力かけて、再度チェックを終了します。
塗装工事工程が完了した後、乾燥させた塗膜の確認と、補修した箇所や付帯的に工事した箇所などを点検します。
お客様とのお打ち合わせ通りだったかを、この段階で確認します。
おおよそ見ていただき、簡易的にご確認いただきます。
全ての確認が完了したら、最後に足場を撤去していきます。
その際、見落としがないかを確認しながら慎重に解体します。
組立同様、建物を傷つけないよう注意して、安全に進めます。
最後に一番、気を遣う工程ですので、これが完了すると全ての工事工程が終了するのと同時に、安堵する瞬間でもあります。
足場を解体し、外周から最終的な確認を目視して行い、お客様に引き渡しの準備となります。
実は私たちが一番こだわっているのは、最良の塗装は当たり前ですが、最後の清掃でさっぱりさせるのが、我々の理念とするところです。
いい仕事をして、綺麗にして、後片付けもきっちりして、初めて堂々と引き渡しのできる瞬間です。
大変ここまで時間をいただきましたが、ありがとうございました。
お客様に喜んでいただければ最高です。
その為にここまでしっかりやったんですから。
私たちは、工事完了が終わりだと思っていません。
完了し引き渡ししてからが、本当のお付き合いの始まりだと考えているからです。
何かありましたら、お申し付け下さいますよう、お願いしております。
そして、「感謝」で終了です。